岡山県6次産業化サポートセンター - 農林漁業者のみなさん、商品開発・販売の仕組みづくりを応援します!

6次産業化に関するご相談に対応しています。
岡山県商工会連合会
〒700-0817 岡山市北区弓之町4番19-401号
TEL:086-238-5666 FAX:086-222-1672

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【報告】おいしい出会い岡山。6次産業化交流会 Vol.9 出展事業者の紹介

磯山企画

美しい自然に囲まれた岡山県美作市で農薬を使わず作物を育てている「美作百姓もん」です。水溶性食物繊維を豊富に含んでいるもち麦や、「畑の黒真珠」と称される作州黒(黒大豆)などを栽培。もち麦に含まれるβ-グルカンは腸内環境を改善する働きがあります。食べやすいようもち麦を粉に加工し、さつまいもやゴマなどの野菜と組み合わせた「うすやき煎餅」は幅広い年代の方に喜ばれています。2020年12月から「もち麦甘酒」の販売もスタートしました。

(株)瀬戸内ファーム

体に優しく栄養価が高い「本物の野菜を食卓へ届けたい」との思いから、化学肥料や農薬に頼らず、自然の力を生かした「土」と共に生きる持続可能な農業を実践。酒米からでる籾殻や米糠などを自社で発酵加工し、土づくりに使用しています。毎秋収穫した生姜でつくるジンジャーシロップは、ミネラル豊富な奄美諸島産の素焚糖や国産レモンなど厳選した素材を使用。好みの量で割ってしょうが湯やジンジャーエールに、ヨーグルトへのトッピングにもおすすめです。

(有)海田園黒坂製茶

岡山県のお茶処・美作市海田地区に古くから伝わる天日干しの番茶「日干番茶」。高齢化によって生産農家が減少する中、年間の茶園管理、摘み取り、製造まで自社で一貫生産することで復活させています。お茶を使った加工品も好評で2020年12月に自社茶葉を使った「美作紅茶」の販売を開始。すっきりした味わいでストレートがおすすめ。紅茶を通じてお茶の産地・海田をもっと知っていただきたいです。お茶が丸ごと食べられるパスタソース「茶ノベーゼ」も人気。

丸本酒造(株)

日本酒の素材である米にこだわり、最高の酒米といわれる山田錦の自家栽培を行っている「お米から作る酒蔵」です。「三黄(さんおう)」といわれる稲自身の持つ生命力を最大限に引き出す栽培法を徹底。他社に先駆け有機栽培にも取り組み、日本・アメリカ・ヨーロッパのオーガニック認証を取得しました。オーガニック日本酒を初め、副産物である酒粕商品や特別栽培米規格で栽培された「酒蔵の美味しいお米」の販売などご好評をいただいています。

たなか農園

岡山の恵まれた気候と豊かな自然のもと、農薬を使わず体にも心にも優しい米づくりを行っています。アイホ―炊飯総合研究所主催の炊飯・米飯商品米国際コンテストで出品した「朝日」は総合評価で特Aランク、「きぬむすめ」はAランクに認定されました。自慢の米を加工した米粉や塩麴、甘酒を製造、販売しています。農業者の高齢化や担い手不足による耕作放棄地の解消と将来を見据え、地域住民で支え合って農地を守る仕組みづくりに取り組んでいます。

佐藤紅商店

2012年に地域おこし協力隊として移住。高梁市吹屋で地元食材を使った辛味調味料の製造販売をしています。紅色の顔料「ベンガラ」の生産地だった吹屋の特産品を全国へ発信したいと、赤をイメージにした特産品を開発しました。赤色の柚子胡椒「吹屋の紅だるま」や、完熟柚子の果汁と砂糖だけで作られた「吹屋の柚子シロップ」など、地域の人に「美味しい」と喜んでもらいたい味を追求し開発した添加物を使わない安全安心な調味料です。

佳豊庵

「自然や体に優しいものは、美味しい」という理念のもと、除草剤は一切使わず、農薬の使用も最低限にとどめた果樹栽培を行っています。ホームステイホストの経験を生かし、イタリア人直伝のチョコレート菓子のレシピに独自アレンジを加えた生ビスケット「サラミーノ」など、インパクトのあるユニークな商品づくりが得意。2020年はピオーネや白桃などフルーツを自然の力で発酵させ、非加熱で素材の良さをそのまま残した発酵調味料「フルーツ発酵ドレッシング」を開発しました。

結ファーム(株)

20代の農業女子が岡山県和気町で「白いきくらげ」を育てています。白いきくらげは、黒いきくらげを栽培中、約10000分の1の確率で、突然変異でできる白色のアラゲキクラゲ。必須アミノ酸や食物繊維、カルシウム、ビタミンD等のたくさんの栄養素が含まれているパワーフードです。クセのない味とコリコリ、プリプリした食感が特徴で、和食や洋食、中華、スイーツなどさまざまな料理に活用できます。食と人と地域の結びつきを大切にし、多くの皆さんに白いきくらげの魅力を発信していきます。

耕せファーム

元々はカフェオーナー。健康と食の大切さを実感し、水溶性食物繊維イヌリンの含有量が野菜の中でもトップクラスであるキクイモを、農薬・化学肥料を一切使わない自然農法で栽培。一年を通じてイヌリンを手軽に摂取できるよう、飲みやすいティーバック入りの「きくいも茶」や「きくいもチップス(ノンフライ)」を開発しました。保存料・着色料不使用。イヌリンの栄養価をとどめるため、キクイモ収穫後はその日のうちに乾燥加工しています。

おかやまおひさまファーム(株)

無農薬で化学肥料を使わずに育てた純国産バナナの販売と加工品の製造販売を手掛けています。福祉関係の仕事をしていた関係で、地元福祉施設の皆さんにも施設外就労として、草取りやバナナの栽培管理記録作成、出荷作業などの手伝いをしていただいています。昨年からはSNSを通じ多くの方々に「おかやまバナナ」の存在を知ってもらうことができました。完熟バナナは華やかな香りがして、豊かなコクと繊細な味わいです。皮ごと食べることができる純国産バナナの魅力をどんどん発信していきたいです。

両備ホールディングス(株)アグリビジネス推進部

水耕栽培で育てた葉物野菜を販売しています。わずか5坪の部屋で始まった野菜づくりは、光の質や時間、肥料について研究を重ね、ようやく納得のいく野菜づくりへと到達しました。室内農場なので季節や天候に左右されず安定した供給ができます。また、種から育てることにより出荷までほぼ無菌状態で、安全性の高いことが特長です。レタスなどは機内食用やホテルなどに納入。みずみずしい食感と新鮮さで喜んでいただいています。

土井農園

岡山県矢掛町山ノ上地区で霧の出にくい地形を生かし、母娘で干柿づくりをしています。一つひとつ丁寧に皮をむいた西条柿を吊るし、約40日間、日々の変化に気を配りながら天日乾燥で干しあげていきます。太陽の光を浴び、晩秋の冷たい風によってうま味と甘味を増す最上干柿の魅力を伝えたいと、加工品「最上巻柿」や「ほしがきちょこ」を開発。農業女子プロジェクトにも参加し、おかやま農業女子としても活動しています。

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【報告】おいしい出会い岡山。6次産業化交流会 Vol.9

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9回目となる交流会「おいしい出会い岡山。6次産業化交流会Vol.9」を3月10日(水)、岡山プラザホテルで開催いたしました。今回もセミナーとマッチングイベントの2部構成。新型コロナウイルス感染症の拡大防止と参加者の安全を確保するため、セミナー講演はオンラインで実施し、マッチングイベントではフェイスシールドを着用するなど感染予防対策を徹底して開きました。

おいいしいものを作ること、育てることに一生懸命だった生産者が、そのおいしいものを加工し、商品として販売するまで統合的に取り組む6次産業化。規格外の農産物の有効活用や加工によって商品の価値を高めるなどのメリットがあります。岡山県の総合化事業計画認定数は令和3年2月末時点で89件。中国四国管内では1番多く、全国でも6番目です。

セミナーでは、株式会社暮人(くらびと)代表取締役の杉本淳氏による講演「小さな生業からの豊かな暮らし方の創造」が行われました。マッチングイベントでは、6次産業化認定事業者や食品加工機器メーカー、包材メーカー等による商品紹介を行う「6次産業化事業者交流・展示コーナー」と、認定制度や補助金活用、事業計画策定などの相談に応じる「相談窓口」を同時開催。岡山県内の6次産業化に関するあらゆる情報が集結しました。






セミナー【講演】

小さな生業からの豊かな暮らし方の創造~人と人とが無理なく永く関係する社会づくり~

株式会社暮人代表取締役 杉本 淳 氏

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講師の杉本淳氏は、農林水産省農林水産部・食品地域ブランド化支援アドバイザー、総務省地域力創造アドバイザーなどを歴任。地域の継続的な発展、自立化を目指して、全国の農山村集落や市町村へ出向き、地域に軸足を置いた事業プロデュースを展開しておられます。

新型コロナウイルス感染症の流行や自然災害、国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の取り組み、AI(人工知能)の発達などの影響で価値観が激変している今、多様な働き方が可能となり、女性の社会進出や地方への人口流動など社会環境が大きく変化しています。杉本氏は「若い世代は経済よりも環境や社会問題への関心が高く、仕事のやりがいを求めている。これからは生き方や暮らし方が大事で、"小さな生業"がキーワードになる」とし、全国各地の事例を紹介。環境保全型で森林開発もコストも小規模に抑えられる「自伐型林業」は、6次産業化や森の多目的活用といった他の仕事と組み合わせ、兼業で自立を目指すことができるといいます。地域の特産品への徹底したこだわりや物語性のあるブランド構築、地域住民らが連携して地域の課題に取り組み、地域住民の生きがいややりがい、交流、雇用の場を創っていく地域創造ビジネスの一例として福岡県宗像市の紹介がありました。

また、地域を盛り上げたいとの思いから地域資源で商品開発に取り組む女性グループの集会「かーちゃんサミット」などの活動を取り上げ、情報や思いをやりとりできる仕組みの重要性を力説。「子育てとの両立や販路拡大など苦労話に共感し合い、情報交換することで前進できる」とし、「地域住民が無理をせず、楽しむことが一番」とエールをいただきました。

参加者からは「地元の特産品を無駄なく活かし、地域を元気にしたいという思いで6次産業化に取り組んでいる。女性グループの事例には深く共感できました」「自分たちができることを楽しみながら取り組んでいきたい」との感想が聞かれました。ご講演ありがとうございました。

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【マッチングイベントの様子】

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今回は6次産業化事業者12団体が出展。その他、特産品等製造業者8団体、食品加工機器・包材メーカー5団体が出展しました。どのブースも趣向を凝らしたレイアウトやチラシでPRし、コロナ禍でも知恵を出して開発した商品の紹介や情報交換などを通じて交流を楽しまれていました。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済活動の自粛等によって、農林水産業に大きな影響が広がっています。厳しい状況下ではありますが、岡山県6次産業化サポートセンターにはさまざまな専門家が登録されていますので、あらゆるご相談にお応えできる環境が整っています。どうぞお気軽にお問い合わせください。

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【受付終了しました】岡山県6次産業化オンデマンド講座開催!受講者募集!!

2月5日(金)から「岡山県6次産業化オンデマンド講座―食品安全・販売促進販路開拓編―(全6回)」の配信をスタートします!

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この講座では、食品表示やHACCPなど食の安全についての対応や、Webを活用した非対面型販売での販売促進や営業方法等について学ぶことができます。(本講座は事前収録した映像の配信になります。)

【配信期間】令和3年2月5日から令和3年2月26日(全6講座同時配信)

【内   容】

◎食品安全編(3回)

(1)『食品表示法のための基礎知識1』 栄養成分表示方法、生鮮食品の表示方法

(2)『食品表示法のための基礎知識2』 加工食品の表示方法

(3)『HACCPの考え方を取り入れた衛生管理』 HACCPの現状と義務化への対応

◎販売促進・販路開拓編(3回)

(1)『成長市場のクラウドファンディングを活用し日本全国にPRしよう』

(2)『誰でもできる!SNSを使ってファンづくりをしていこう』

(3)『展示会出展企業向け!法人顧客を獲得するための営業ノウハウ』

【対  象】 6次産業化に取り組んでいる方や、これから取り組みたい農林漁業者等

【募  集】 各50名 申込締切2月19日(金)※定員になり次第締切

【受 講 料】 無料

【お申込み】当ホームページの申込フォームまたはFAX(チラシの裏面申込書)でお申し込み下さい。

【お問合せ】

岡山県6次産業化サポートセンター(岡山県商工会連合会)

岡山県岡山市北区弓町4ー19ー401 担当:高木、多田、宇野

TEL:086ー238ー5666 FAX:086ー222ー1672

詳しい資料はコチラ(チラシPDF)

お申込みはこちら

※お申込み後、受講するために必要なID・パスワードを改めてメールいたいます。お申込みの際は、メールアドレスのお間違えのないようご注意ください。


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【報告】岡山県6次産業ビジネス塾

新型コロナウイルス感染の影響によって、多くの農作物が行き場を失っています。そこで、岡山県6次産業化サポートセンターでは、自らが生産する農林水産資源を活用した「6次産業化」に取り組みたいと考えている方、すでに取り組んでいる方へ向けて、ビジネスの企画・開発から販売までのノウハウを体系的に学ぶことのできる「岡山県6次産業ビジネス塾」を開催いたしました。

 

昨年も好評だったこのビジネス塾。講師陣には地域資源を活用した商品企画・開発について全国で多数の支援実績を持つ株式会社キースタッフから3名をお招きし、全5回で開会。今回は新型コロナウイルス感染症の拡大防止と受講生の安全を確保するため、東京から会場のおかやま西川原プラザへリモートで講義を行いました。

 

9月23日に行われた第2回のテーマは「ブランド開発と価値が伝わる商品パッケージデザイン開発」。講師は株式会社キースタッフ代表取締役社長の野口朋宏氏です。野口氏は「商品パッケージは情報発信ツールの大事な一つ。限られた表示面積の中に、厳選した情報を正確に確実に伝えることが大切」とし、パッケージに表示する項目や文字の大きさなどのルールを具体的に説明。また、パッケージデザインの事例を交えながら、ブランドの展開からパッケージの言葉・色選び、イメージづくりなど制作の過程を紹介していただきました。

 

受講生はデザイン企画シートの実践を通じて、商品のコンセプトやターゲットのイメージを絞り込み、ストーリーなどを言葉にしていくプロセスを体験しました。最後に野口氏から「コロナ禍の今、試食の機会が減って味を伝えることが難しい現状ですが、分かりやすい言葉でお客様に想像してもらうことが大切。パッケージのほかにも写真やPOP、インターネットによる情報発信などを使って伝える工夫を」と、細かいアドバイスをいただきました。

 

初めて参加する受講生からは「学ぶことがたくさんあり、勉強になりました」、すでに6次産業化に取り組み、事業を拡大されている事業者からは「同じように頑張っている仲間との出会いを楽しみに参加しました」「皆さんは新型コロナウイルスの影響を受け、どのような対策を取られているのか情報交換をしたい」といった声が聞かれました。岡山県6次産業化サポートセンターでは今後も引き続き6次産業化に取り組まれている農林漁業者を応援していきます。

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【報告】令和2年度6次産業化「次の一歩」応援セミナー

新型コロナウイルス感染症の影響で市場や流通形態が大きく変化しています。岡山県6次産業化サポートセンターでは、6次産業化に取り組まれている方、今後取り組みを考えている農林業業者の方を対象に応援セミナーとして「withコロナafterコロナ 変化するマーケット『これからは小商いの時代』」を開催いたしました。

 

講師は合同会社エージェントスタイル代表の白石展子氏。伊藤忠商事株式会社で企画・営業担当として海外ビジネスを経験し、独立後は地域ブランドづくりを中心に大手百貨店などへの商品提案、商品開発、販路開拓など全国数千社の中小企業、生産者の指導や被災地でも数多くの支援を行っておられます。

 

第1回では、新しいビジネスモデル「D2C」をはじめ、新型コロナウイルス感染症によって大きく変化した流通や販売の実態、新しい生活様式や消費者の動向・ニーズなどを学びました。第2回は8月27日におかやま西川原プラザにて、「多様化する市場で運用する世代別対応の商品づくりと販売力を身につける」と題して開催。消費者を世代別に分け、それぞれが求めるニーズや満足感、世代別に対応したPRポイント、価値あるブランディングにするためのヒント、テレワークの加速によって需要が伸びた商品など全国各地の商品事例も交えながら講義。また、急速に普及し始めているオンライン商談について、事前準備から当日の流れなど実践的なポイントを丁寧に解説いただきました。

 

「消費者は地域の素材を使った"いいもの"を求めています。新型コロナウイルスによる社会の変化をチャンスと捉え、今回の学びを自社商品の開発や販売に活かしてください」と白石氏。受講生からは「コロナ後の生活変化に対応した商品開発に活かせそう」「世代別ニーズの対応法はとても参考になった」「毎回参加していますが、消費者の興味・関心や流行の流れが分かり勉強になります」といった感想が聞かれました。

 

講義後は、6次産業化に長く取り組んできたベテランから商品化に着手したばかりのメンバーまで、それぞれ取り組んできた自社商品をPR。講師から商品力をあげる訴求ポイントについてアドバイスをいただきました。受講生同士では、若い人に向けた商品展開やコラボ商品の開発、SNSの口コミを活用したPRの紹介など活発な意見が交わされ、充実した時間を過ごしました。岡山県6次産業化サポートセンターでは今後も引き続き6次産業化に取り組まれている農林漁業者を応援していきます。