岡山県6次産業化サポートセンター - 農林漁業者のみなさん、商品開発・販売の仕組みづくりを応援します!

6次産業化に関するご相談に対応しています。
岡山県商工会連合会
〒700-0817 岡山市北区弓之町4番19-401号
TEL:086-238-5666 FAX:086-222-1672

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【報告】岡山県6次産業化ビジネス塾

岡山県6次産業化サポートセンターでは、今年も「岡山県6次産業化ビジネス塾 食と農ビジネススタートアップコース」を開催しました。

毎年、受講生のみなさんからは「自身の農作物を活用するための色々なノウハウが学べ、また、受講生同士の横のつながりもできて参加してよかった」と好評をいただくこのビジネス塾。一からできる加工実習も人気の秘密です。今年も、地域資源を活用した商品企画・開発について、全国で多数の支援実績を持つ株式会社キースタッフより、鳥巣研二氏を中心に7名の講師をお招きし、全8回の連続セミナーを開催しました。

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一日目は座学「食と農ビジネスの基本」。全国の事例やトレンドを踏まえつつ、資源を有効活用するための基礎知識や勘所を解説。また、恒例の「お互いがよくわかり、ここから連携が生まれそうな」自己紹介タイムでは仲間意識も生まれ、受講生からは「連続セミナーに対する期待が高まりました」と感想をいただきました。

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二日目は加工品を製造するための重要ポイントを学び、講師が実際に加工品を製造するところを見ていただき、三日目で班に分かれ「ペースト加工」「分離液状ドレッシング」「乳化液状ドレッシング」を一から製造していただきました。今年度は受講生の生産物「白桃」「トマト」を使用。きちんと押さえておかないといけないポイントや失敗しがちな作業を全員で確認しながら取り組み、色美しく美味しい加工品ができました。その場その場での講師のアドバイスにやる気も強まり、「うちの生産物ですぐ作ってみようと思います」と、笑顔溢れる受講生も見受けられました。

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四日目は商品パッケージデザインとブランドづくり、そしてその伝え方。パッケージにストーリーを込める手法や、簡単にできそうでありながら非常にセンスを問われるPOP制作のコツを、文具の使い方から目を引くレイアウトまで、細かいアドバイスをいただきました。

五日目は商品の上手な見せ方と、自分の表現の場の作り方。講師陣から、生産者がなかなか持ち得ない視点で「何に重きを置くべきか」「何を徹底的にリサーチすべきか」を多数の事例を交えながら解説していただきました。また、セミナー終了後、実際に加工品を製造し持参した受講生は、講師陣に試食していただき、ピンポイントでアドバイスをもらっていました。

六日目は事業計画書作成に必要な知識と手法の勘所。経営ゲームを通して、在庫管理、仕訳、損益計算書、賃借対照表など、抱いてしまいがちな苦手意識を楽しく払しょくしていただきました。

七日目は先進地視察研修。三重県名張市、奈良県東吉野村を視察しました。加工場だけでなく、試作の様子なども視察させていただきました。「6次産業化に取り組む現場を見ることで、自分たちに合ったやり方で始めればよいという気づきがありました」「過大投資はせず自分たちのできる範囲内で始めることが大切。設備投資への心配が無くなり、夢に近づけたようで嬉しいです」と言われる受講生もいらっしゃいました。

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最終日の八日目は参加者による事業計画発表(プレゼン)。みなさんしっかりとした発表をされ、7事業者の方が10種類の試作品を持参されました。仲間に聞いてもらい、質問してもらい、また試食してもらうことにより、参加者自身も頭の整理ができ、聴講側も「この人と組めるかも」「補完し合えるかも」と、新たな気づきにつながりました。この発表のおかげで、私たちもより的確なサポートをさせていただくことが可能となります。講師陣も、岡山県の6次産業化の熱気を感じてくださったようです。

今年度は生産者のみならず、地域おこし協力隊の方々にもご参加いただき、第一次産業をみんなで守りながら地域ブランドを高めたい、という機運が感じられました。岡山県6次産業化サポートセンターは、今後も6次産業化による所得向上を目指す農林漁業者はもちろん、地域で頑張るみなさんを応援していきます。

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【報告】岡山県6次産業化ビジネス塾

今年も岡山県6次産業化サポートセンターでは「岡山県6次産業化ビジネス塾〜食と農ビジネススタートアップセミナー〜」を開催しました。

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毎年「商品の企画や開発のほか事業計画やブランド作りなどもわかりやすく、しかも、自分たちで一からできる製造実習もありモチベーションがあがります!」と好評をいただいているこのビジネス塾。今年も、地域資源を活用した商品企画・開発など全国で支援実績を持つ株式会社キースタッフより、鳥巣研二氏他3名を中心の講師にお招きし、全10回の連続セミナーを開催しました。

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今年度は、まず特産品開発及びブランド作りなど、「儲かる」ことに重点を置いた講義を4回にわたって開催。現役小売りバイヤーや弁護士をゲスト講師にお招きし、実情やトレンドに即した内容に参加者は熱心に耳を傾けられていました。恒例となりました講師先導による「お互いがよくわかり仲良くなれる」自己紹介タイムは今回も大盛り上がり!受講生はつながることで広がる可能性も感じられていました。

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5回目、6回目は加工特産品製造実習。今年は、加工品の中でも消費者購入額の伸び率が高く、汎用性もあり、大きな設備投資の必要もない「ドレッシング」を2種類製造していただきました。加工に関する基本をきちんと学び、これさえ守れば応用がきく!と自信をつけていただいてからの実習。受講者はわきあいあいとした共同作業の中で、きちんと守らねばならないことやよくある失敗、実際にしてみてはじめて得られた疑問点などを共有し、その場その場での講師からのきめ細やかなアドバイスに「これならできる!」「うちではこれが使える!」とみなさん晴れ晴れとしたお顔をされていました。

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7回目は、インターンシップ(先進事例視察)として鳥取県日野郡日南町にある「にちなん日野川の郷」に伺いました。この施設は今年4月にオープンした「道の駅」で、農林水産物直売所やレストラン、多目的ルーム、情報提供施設のほか、地域の農家などが特産品の製造を行える農産物加工場があり、「道の駅」の新たな活用例として大変勉強になりました。

8回目は「事業計画書作成の勘所」。今後6次産業化を計画的に取り組む上で重要となる事業計画書を「いかに伝わるものに仕上げるか」を重点に、ゲスト講師の中小企業診断士から指導を受けました。9回目は前回の内容を活かし、参加者それぞれのビジネスストーリーを作成。10回目には受講生それぞれが新商品や既存商品のブラッシュアップもふまえたビジネスストーリーを発表し、講師による商品企画や販路アドバイスを全員で享受しました。

「岡山のこのセミナーは全国でも名門のセミナー!製造実習までするところはそうありません。講義後の質疑応答も毎回活発だし、自分から何かしようという人が多い!実績があるのも納得です。岡山モデルとして全国に発信していきたい。」と講師の鳥巣氏。受講生からは「心をこめて作った農林水産物を有効に活用した6次産業化に取り組みたいと参加しました。このビジネス塾に参加してわたしにもできそうって未来にワクワクしてきました。」という感想をいただきました。

今年度も受講生の年代が幅広く、最年長は88歳の農業従事者。「まだまだしたいことがたくさんあります。」と頼もしいお言葉。そのほか、若者に憧れられる農家になりたい方、ブランディングを学びたい加工従事者、岡山でIターン就農した若者農家など、いろいろな方にご参加いただき、このビジネス塾の意義を改めて感じました。鳥巣氏から「6次産業化が持続するためにも、一人三役をする"農家完結型6次産業化"から、地域で役割を分担しそれぞれの得意分野を活かす"地域6次産業化"にシフトしていかないといけない」とのコメントもいただきました。今後も引き続き6次産業化による所得向上を目指す農林漁業者を応援していきます。

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【受付終了しました】 岡山県6次産業化ビジネス塾

7月21日から 岡山県6次産業化ビジネス塾 がスタートします!!

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岡山県6次産業化ビジネス塾「食と農ビジネス実践セミナー」 食と農ビジネスの次代を切り開く6次産業化に取り組む方へ向けたセミナーです。本セミナーでは、加工特産品づくりを中心とした食と農ビジネスの基本に加え、製造から販売までののノウハウを体系的に学べます。講義は座学に加え、加工食品の製造やパッケージデザインの実習も行う実践形式です。

■開催日時・内容  各日13時30分から17時30分
平成27年7月21日(火)1.食と農ビジネスの基本
平成27年7月28日(火)2.おいしくて安全で安心な商品開発の手法
平成27年8月 4日(火)3.地域資源を活かした加工特産品製造実習1
平成27年8月11日(火)4.地域資源を活かした加工特産品製造実習2
平成27年8月18日(火)5.自ら手がける商品パッケージデザインとブランドづくり
平成27年8月25日(火)6.販売開拓の勘定
平成27年9月 1日(火)7.地域と食と農ビジネスのこれからを考える

■開催場所
おかやま西川原プラザ(岡山市中区西川原255)
岡山南ふれあいセンター(岡山市南区福田690-1)※8月4日、11日のみ
(両会場とも無料駐車場あり)

■対象
6次産業化の取組を行っている方・検討している方

■募集20名
申込み多数の際は抽選となります

■受講料
無料

■お申込み
当HPまたはチラシ裏面の申込書をFAXにて申込みいただけます

◎お問い合わせ先
岡山県6次産業化サポートセンター(岡山県商工会連合会)
岡山県岡山市北区弓之町4ー19ー401  担当:中山、近藤、宇野
TEL:086ー238ー5666  FAX:086ー222ー1672

⇒詳しい資料はコチラ

お申込みはこちら

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【報告】6次産業化・販路拡大のためのECセミナー

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2月20日(金)に「6次産業化・販路拡大のためのECセミナー」が、岡山市内にて開催されました。今回は「6次産業化の成功事例と成功のポイントを知りたい! 」「ネットショップを活用して販路を拡大する秘けつを知りたい!」という方々を対象に、6次産業化中央サポートセンター/(株)農林漁業成長産業化支援機構/中小企業基盤整備機構が主催したセミナーです。

2015220_2.jpg第一部は6次産業化プランナー/兵庫県立大学大学院客員教授である勝瀬典雄氏に登壇いただき、「インターネットでの情報発信。市場・消費者が求める商品情報」についてお話いただきました。

消費者の日常生活におけるIT活用状況や、平均的な購入価格など様々なデータをスライドで提示いただき、この状況の中でいかに商品の魅力を伝えるかをアドバイスしていただきました。中でも重要なポイントは「FCPシート(※)」についてのお話でした。

 農林水産者→製造加工→地域販売・流通→商社・仲卸→顧客窓口→市場・消費者という構図の中において、各工程ごとに伝える情報が違ってくるということを忘れてはいけません。スーパーやデパートのバイヤーは日々大量の商材を見ているため独りよがりに編集されているパンフレットなどは見ないことがほとんどです。生産者とバイヤーの間で知りたい情報のギャップがあるということです。

 ではどうすれば伝わるかというと農林水産省が推奨している「FCPシート(※)」を活用していただくことです。これはスーパーやデパートのバイヤーといった流通業界の人々が本当に欲しい情報を体系的に作り上げたシートで、誰にどのように売りたいのかが整理されたものなのでバイヤーもきちんとファイルリングしてくれるのです。
 「FCPシート」は生産から販売までをいわゆる「売るための設計図」になるのです。ホームページを作成し販売をする場合にも非常に有効に活用できるので、ぜひFCPシートを準備してから戦略を立ててみてください。

※FCP(フード・コミュニケーション・プロジェクト)シートのダウンロードはこちら

2015220_3.jpg第二部では、株式会社Eストアービジネスパートナー推進部の上甲由美氏に登壇いただき、

「ネットショップを活用して販路を拡大する秘けつを知りたい!」と題して基本的なECサイト構築のための手順やポイントをお話いただきました。講演内容の一部を抜粋します。

 繁盛店の共通事項として「お店のコンセプトを決めている」「消費者の行動/心理を理解している」ということがあげられます。市場調査からライバル店を把握し、同じ商材を扱っている「ライバル店」を調査する。そして扱う商品の評判をチェックすることも大切です。そこから自分のお店の強み・弱みを分析し、弱みを強みに変えることができると非常に大きな武器となります。

 繁盛店をつくるには、3秒で「何が販売されているお店」か、わかるお店(ページ)作りが必要です。ファーストビューにおける目線はZ型なので重要なことはZ型で配置することも大切です。また初めてめてきた人のバナー、よく来る人へのバナー、強みを出したバナーなど目的別のバナーを用意することはとても有効な手段です。

 基本的なサイトができてくると、次に大切なことが安心や信頼感を伝えることです。お客様の6割りは他の口コミを参考にすると言われていますので、繁盛店はいかに口コミを集めるということとても重要視しています。安心して購入いただくためにも口コミ情報は大切に活用しましょう。

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【報告】岡山6次産業ビジネス塾

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今年も岡山県6次産業化サポートセンターでは「岡山6次産業ビジネス塾 〜生産・加工・販売のしくみづくり〜」と題しまして集中セミナーを開催しました。

 

201407_01.jpg昨年も好評だったこのビジネス塾は、地域資源を活用した商品企画・開発について全国で数多くの実績を持つ、株式会社キースタッフ代表取締役鳥巣氏を中心に総勢4名の講師陣をお招きし、3部構成(全6回)で行いました。はじめに「ビジネス編」として、食と農ビジネスの基本と商品企画力を養う商品開発のポイントについて学び、続く「モノづくり編」では地域資源を活かした加工特産品製造実習としてピクルス・マリネの製造を通じて安全で安心な加工食品開発実務の基礎を学び、最後は「販売促進編」として、ブランドづくりからデザイン開発までを演習を交え、一歩踏み込んだ販路開拓のコツと食業界の今後について学びました。

 


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第2部の「モノづくり編」では、クノール食品株式会社で商品開発研究所部長、品質保証部長を歴任された高橋先生が登壇。初日は、加工特産品づくりにおいて基本となる「賞味期限をいかに長く設けるか」ということについて様々な事例を交えアドバイスいただき、二日目は製造実習としてピクルスとマリネづくりを行いました。製造実習では参加者が5グループに分かれ、実際に洗浄・殺菌・計量・調理・配合・パッキングまでの一通りの工程を行ったので、講義内容をさらに深める事ができたのではないでしょうか。



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本塾は今年で7回目となり、毎年6次産業に興味のある生産者の方々に参加いただいていましたが、今年の受講者は例年と比べ若い方々が増えていました。また参加者の業種も、お米・野菜・果物なのど農家の方はもちろん漁業・自動車販売・旅館経営・建設業・製造機器販売・WEB制作など多様で、6次産業化の制度が各方面で注目され始めている様子がうかがえます。


今回の鳥巣先生のお話にもあったように、生産者だけでは6次産業化の推進には限界があるとおっしゃってました。それぞれの得意分野を活かして複数の企業がチームを作る事で、様々な課題をクリアしやすくなるのは確かです。今回のように多様な業種からご参加いただけたのは正直予想外のことでしたが、このような現状を打開するために自然と理想的な形に向かっているのではないかとも思えました。

今後も生産者の方々はもちろん、様々な業種の方々のご参加をお待ちしております。