岡山県6次産業化サポートセンター - 農林漁業者のみなさん、商品開発・販売の仕組みづくりを応援します!

6次産業化に関するご相談に対応しています。
岡山県商工会連合会
〒700-0817 岡山市北区弓之町4番19-401号
TEL:086-238-5666 FAX:086-222-1672

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【報告】おいしい出会い岡山。6次産業化交流会 Vol.9 出展事業者の紹介

磯山企画

美しい自然に囲まれた岡山県美作市で農薬を使わず作物を育てている「美作百姓もん」です。水溶性食物繊維を豊富に含んでいるもち麦や、「畑の黒真珠」と称される作州黒(黒大豆)などを栽培。もち麦に含まれるβ-グルカンは腸内環境を改善する働きがあります。食べやすいようもち麦を粉に加工し、さつまいもやゴマなどの野菜と組み合わせた「うすやき煎餅」は幅広い年代の方に喜ばれています。2020年12月から「もち麦甘酒」の販売もスタートしました。

(株)瀬戸内ファーム

体に優しく栄養価が高い「本物の野菜を食卓へ届けたい」との思いから、化学肥料や農薬に頼らず、自然の力を生かした「土」と共に生きる持続可能な農業を実践。酒米からでる籾殻や米糠などを自社で発酵加工し、土づくりに使用しています。毎秋収穫した生姜でつくるジンジャーシロップは、ミネラル豊富な奄美諸島産の素焚糖や国産レモンなど厳選した素材を使用。好みの量で割ってしょうが湯やジンジャーエールに、ヨーグルトへのトッピングにもおすすめです。

(有)海田園黒坂製茶

岡山県のお茶処・美作市海田地区に古くから伝わる天日干しの番茶「日干番茶」。高齢化によって生産農家が減少する中、年間の茶園管理、摘み取り、製造まで自社で一貫生産することで復活させています。お茶を使った加工品も好評で2020年12月に自社茶葉を使った「美作紅茶」の販売を開始。すっきりした味わいでストレートがおすすめ。紅茶を通じてお茶の産地・海田をもっと知っていただきたいです。お茶が丸ごと食べられるパスタソース「茶ノベーゼ」も人気。

丸本酒造(株)

日本酒の素材である米にこだわり、最高の酒米といわれる山田錦の自家栽培を行っている「お米から作る酒蔵」です。「三黄(さんおう)」といわれる稲自身の持つ生命力を最大限に引き出す栽培法を徹底。他社に先駆け有機栽培にも取り組み、日本・アメリカ・ヨーロッパのオーガニック認証を取得しました。オーガニック日本酒を初め、副産物である酒粕商品や特別栽培米規格で栽培された「酒蔵の美味しいお米」の販売などご好評をいただいています。

たなか農園

岡山の恵まれた気候と豊かな自然のもと、農薬を使わず体にも心にも優しい米づくりを行っています。アイホ―炊飯総合研究所主催の炊飯・米飯商品米国際コンテストで出品した「朝日」は総合評価で特Aランク、「きぬむすめ」はAランクに認定されました。自慢の米を加工した米粉や塩麴、甘酒を製造、販売しています。農業者の高齢化や担い手不足による耕作放棄地の解消と将来を見据え、地域住民で支え合って農地を守る仕組みづくりに取り組んでいます。

佐藤紅商店

2012年に地域おこし協力隊として移住。高梁市吹屋で地元食材を使った辛味調味料の製造販売をしています。紅色の顔料「ベンガラ」の生産地だった吹屋の特産品を全国へ発信したいと、赤をイメージにした特産品を開発しました。赤色の柚子胡椒「吹屋の紅だるま」や、完熟柚子の果汁と砂糖だけで作られた「吹屋の柚子シロップ」など、地域の人に「美味しい」と喜んでもらいたい味を追求し開発した添加物を使わない安全安心な調味料です。

佳豊庵

「自然や体に優しいものは、美味しい」という理念のもと、除草剤は一切使わず、農薬の使用も最低限にとどめた果樹栽培を行っています。ホームステイホストの経験を生かし、イタリア人直伝のチョコレート菓子のレシピに独自アレンジを加えた生ビスケット「サラミーノ」など、インパクトのあるユニークな商品づくりが得意。2020年はピオーネや白桃などフルーツを自然の力で発酵させ、非加熱で素材の良さをそのまま残した発酵調味料「フルーツ発酵ドレッシング」を開発しました。

結ファーム(株)

20代の農業女子が岡山県和気町で「白いきくらげ」を育てています。白いきくらげは、黒いきくらげを栽培中、約10000分の1の確率で、突然変異でできる白色のアラゲキクラゲ。必須アミノ酸や食物繊維、カルシウム、ビタミンD等のたくさんの栄養素が含まれているパワーフードです。クセのない味とコリコリ、プリプリした食感が特徴で、和食や洋食、中華、スイーツなどさまざまな料理に活用できます。食と人と地域の結びつきを大切にし、多くの皆さんに白いきくらげの魅力を発信していきます。

耕せファーム

元々はカフェオーナー。健康と食の大切さを実感し、水溶性食物繊維イヌリンの含有量が野菜の中でもトップクラスであるキクイモを、農薬・化学肥料を一切使わない自然農法で栽培。一年を通じてイヌリンを手軽に摂取できるよう、飲みやすいティーバック入りの「きくいも茶」や「きくいもチップス(ノンフライ)」を開発しました。保存料・着色料不使用。イヌリンの栄養価をとどめるため、キクイモ収穫後はその日のうちに乾燥加工しています。

おかやまおひさまファーム(株)

無農薬で化学肥料を使わずに育てた純国産バナナの販売と加工品の製造販売を手掛けています。福祉関係の仕事をしていた関係で、地元福祉施設の皆さんにも施設外就労として、草取りやバナナの栽培管理記録作成、出荷作業などの手伝いをしていただいています。昨年からはSNSを通じ多くの方々に「おかやまバナナ」の存在を知ってもらうことができました。完熟バナナは華やかな香りがして、豊かなコクと繊細な味わいです。皮ごと食べることができる純国産バナナの魅力をどんどん発信していきたいです。

両備ホールディングス(株)アグリビジネス推進部

水耕栽培で育てた葉物野菜を販売しています。わずか5坪の部屋で始まった野菜づくりは、光の質や時間、肥料について研究を重ね、ようやく納得のいく野菜づくりへと到達しました。室内農場なので季節や天候に左右されず安定した供給ができます。また、種から育てることにより出荷までほぼ無菌状態で、安全性の高いことが特長です。レタスなどは機内食用やホテルなどに納入。みずみずしい食感と新鮮さで喜んでいただいています。

土井農園

岡山県矢掛町山ノ上地区で霧の出にくい地形を生かし、母娘で干柿づくりをしています。一つひとつ丁寧に皮をむいた西条柿を吊るし、約40日間、日々の変化に気を配りながら天日乾燥で干しあげていきます。太陽の光を浴び、晩秋の冷たい風によってうま味と甘味を増す最上干柿の魅力を伝えたいと、加工品「最上巻柿」や「ほしがきちょこ」を開発。農業女子プロジェクトにも参加し、おかやま農業女子としても活動しています。

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【報告】おいしい出会い岡山。6次産業化交流会 Vol.9

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9回目となる交流会「おいしい出会い岡山。6次産業化交流会Vol.9」を3月10日(水)、岡山プラザホテルで開催いたしました。今回もセミナーとマッチングイベントの2部構成。新型コロナウイルス感染症の拡大防止と参加者の安全を確保するため、セミナー講演はオンラインで実施し、マッチングイベントではフェイスシールドを着用するなど感染予防対策を徹底して開きました。

おいいしいものを作ること、育てることに一生懸命だった生産者が、そのおいしいものを加工し、商品として販売するまで統合的に取り組む6次産業化。規格外の農産物の有効活用や加工によって商品の価値を高めるなどのメリットがあります。岡山県の総合化事業計画認定数は令和3年2月末時点で89件。中国四国管内では1番多く、全国でも6番目です。

セミナーでは、株式会社暮人(くらびと)代表取締役の杉本淳氏による講演「小さな生業からの豊かな暮らし方の創造」が行われました。マッチングイベントでは、6次産業化認定事業者や食品加工機器メーカー、包材メーカー等による商品紹介を行う「6次産業化事業者交流・展示コーナー」と、認定制度や補助金活用、事業計画策定などの相談に応じる「相談窓口」を同時開催。岡山県内の6次産業化に関するあらゆる情報が集結しました。






セミナー【講演】

小さな生業からの豊かな暮らし方の創造~人と人とが無理なく永く関係する社会づくり~

株式会社暮人代表取締役 杉本 淳 氏

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講師の杉本淳氏は、農林水産省農林水産部・食品地域ブランド化支援アドバイザー、総務省地域力創造アドバイザーなどを歴任。地域の継続的な発展、自立化を目指して、全国の農山村集落や市町村へ出向き、地域に軸足を置いた事業プロデュースを展開しておられます。

新型コロナウイルス感染症の流行や自然災害、国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の取り組み、AI(人工知能)の発達などの影響で価値観が激変している今、多様な働き方が可能となり、女性の社会進出や地方への人口流動など社会環境が大きく変化しています。杉本氏は「若い世代は経済よりも環境や社会問題への関心が高く、仕事のやりがいを求めている。これからは生き方や暮らし方が大事で、"小さな生業"がキーワードになる」とし、全国各地の事例を紹介。環境保全型で森林開発もコストも小規模に抑えられる「自伐型林業」は、6次産業化や森の多目的活用といった他の仕事と組み合わせ、兼業で自立を目指すことができるといいます。地域の特産品への徹底したこだわりや物語性のあるブランド構築、地域住民らが連携して地域の課題に取り組み、地域住民の生きがいややりがい、交流、雇用の場を創っていく地域創造ビジネスの一例として福岡県宗像市の紹介がありました。

また、地域を盛り上げたいとの思いから地域資源で商品開発に取り組む女性グループの集会「かーちゃんサミット」などの活動を取り上げ、情報や思いをやりとりできる仕組みの重要性を力説。「子育てとの両立や販路拡大など苦労話に共感し合い、情報交換することで前進できる」とし、「地域住民が無理をせず、楽しむことが一番」とエールをいただきました。

参加者からは「地元の特産品を無駄なく活かし、地域を元気にしたいという思いで6次産業化に取り組んでいる。女性グループの事例には深く共感できました」「自分たちができることを楽しみながら取り組んでいきたい」との感想が聞かれました。ご講演ありがとうございました。

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【マッチングイベントの様子】

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今回は6次産業化事業者12団体が出展。その他、特産品等製造業者8団体、食品加工機器・包材メーカー5団体が出展しました。どのブースも趣向を凝らしたレイアウトやチラシでPRし、コロナ禍でも知恵を出して開発した商品の紹介や情報交換などを通じて交流を楽しまれていました。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済活動の自粛等によって、農林水産業に大きな影響が広がっています。厳しい状況下ではありますが、岡山県6次産業化サポートセンターにはさまざまな専門家が登録されていますので、あらゆるご相談にお応えできる環境が整っています。どうぞお気軽にお問い合わせください。

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【満員御礼!受付終了】一般参加者募集『おいしい出会い岡山。6次産業化交流会Vol.9』

「おいしい出会い岡山。6次産業化交流会Vol.9」を開催いたします!

R2_kouryukaiirasi_vol9_ページ_1.jpg《岡山県6次産業化の認定商品と最新情報が集結!》

今回で9回目となる6次産業化交流会、新型コロナウイルス感染症の予防及び拡大防止の対策を徹底し、開催いたします!

講演会では、農林漁業者が地域で生きていくための"豊かな暮らし"をテーマとしての基調講演と、6次産業化による最新施策情報、6次産業化を支える加工食品機械メーカーや支援機関情報をワンストップで集めることができます。岡山の農林漁業者とのビジネスや6次産業化への挑戦をお考えの農業者のみなさまをはじめ、多くの方のご参加をお待ちしております。

【開催日時及び会場等】

日 時:令和3年3月10日(水) 12:20―16:30

会 場:岡山プラザホテル(岡山市中区浜2?3?12)

定 員:50名

参加費:無料  ※申込み締切日 令和3年3月3日(水)

【交流会スケジュール】

●講演会       12:20―13:20

演題:「小さな生業からの豊かな暮らし方の創造」

講師:杉本 敦 氏 株式会社暮人 代表取締役

●マッチングイベント 13:30―16:30

事業者交流

6次産業化認定事業者を中心に、加工食品の認定商品や新商品、試作品等を展示。他業種の参加者と情報交換ができます。

メーカー展示

加工食品機器メーカー、包材メーカー等が加工食品の製造器機をまとめて展示。加工製造に関する情報がワンストップで入手できます。

◎相談窓口

中国四国農政局、岡山県農林水産総合センター等の担当者が、認定制度や補助金活用、事業計画策定等の相談に対応します。

〔お問い合わせ〕

岡山県6次産業化サポートセンター(岡山県商工会連合会)

担当:高木、栢菅、多田、宇野

TEL 086ー238ー5666 FAX 086ー222ー1672

◆新型コロナウイルス感染症の感染予防及び拡大防止対策について◆

●必ずマスク着用の上、ご来場ください。

●当日は必ず検温の上、お越しください。37.5度以上の方や発熱など、風邪の症状がある場合は、参加をお控えください。

●会場にはアルコール消毒液を設置しております。入場時には手指先の消毒をお願いします。

●ソーシャルディスタンスの観点から、講演会については参加者と講師や参加者間の距離を保つ配置にさせていただきます。

●交流会会場では、入口にてフェイスシールドを配布いたしますので、着用をお願いします。

※今後の新型コロナウイルスの感染拡大の状況によっては、開催方法や内容の変更及び中止とする場合があります。ホームページ等で最新情報をご確認ください。

詳しい資料はこちら

お申込みはこちら

〔お申込みについて〕

参加される方全員のお名前をご記入下さい。

相談窓口を希望される方は、連絡事項欄に相談内容をご記入下さい。後日、改めてご連絡いたします。

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【報告】おいしい出会い岡山。6次産業化交流会 Vol.8 出展事業者の紹介

MSファーム(株)

岡山県新見市でチョウザメの養殖からキャビアやチョウザメ肉加工品の製造・販売までを一貫して行なっています。高梁川の清流を活用した特産品の開発を目指し、12年間の試行錯誤を経て国産キャビア生産に成功しました。新見フレッシュキャビアはチョウザメの卵と岩塩(醤油味のみ醤油も使用)だけで製造しており、防腐剤無添加、低塩分で非加熱のため、キャビア本来のコクと味わいをお楽しみいただける逸品です。

(株)花きかく苑

花壇苗、いちご苗の生産・卸・小売を行う会社です。いちご生産で産出される副産物の「いちごの葉」には、抗酸化作用の高い「ケルセチン」の含有量が高いことが分かり、イチゴの葉100%で作った焙煎茶やハーブティーを開発しました。イチゴの葉を乾燥させ粉砕したパウダーをチョコレートに加えた「いちご葉チョコ」を2019年11月から販売。上に飾られたイチゴのドライフルーツが可愛らしく、ご好評いただいています。

(株)米見

新見市の山間高地で、水源地の清水を利用し低農薬で米を栽培しています。2016年11月には「第10回あながた選ぶ日本一おいしいお米コンテスト」で金賞を受賞しました。害獣対策として狩猟を行い、そのイノシシ肉を加工してつくった「ジビエ肉味噌」は「フード・アクション・ニッポンアワード2018」入賞100選に選ばれました。「新見のお米を、新見のおかずでおいしく食べてほしい」という思いで商品開発を進めていきます。

(株)ファントゥ

2012年5月に(株)ファントゥの農園事業部を前身とし、2018年6月に(株)NOUENを設立。「農業を通じて人を笑顔にする」というポリシーと共に、「ネクタイを締めた百姓」というスローガンを掲げています。現在は兵庫県朝来市和田山町にメインファームを移し、日本三大ねぎの一つといわれる「岩津ねぎ」を栽培。幻のねぎと言われるまで生産が激減した岩津ねぎを後世に残すべく、生産から販売まで一貫して行っています。

四代目五果苑

岡山市北区芳賀地区で明治時代から四代にわたり、シャインマスカット・紫苑や清水白桃など、岡山県特産の高級果実の生産をしています。従来のブドウ出荷は8~11月ごろまでが一般的ですが、独自の栽培方法により年末、年明けまで果実を樹木で実らせ、さらに特殊な冷蔵技術により真冬(1~3月)の出荷が可能となりました。果物の販売に加え、加工品の販売にも力を入れています。

結ファーム(株)

岡山県和気町で、黒色のアラゲキクラゲが突然変異して生まれた「白いきくらげ」を育てています。白いきくらげは、肉厚でコリコリした食感が特徴。無味無臭なのでさまざまな料理に活用できます。また、体内で作ることができない必須アミノ酸、食物繊維、カルシウム、ビタミンD等の栄養素が含まれており、幅広い年代の方に食べていただけるパワーフードです。従業員は全員20代の農業女子。農業を通じて、共に助け合い、喜びを分かち合っていきたいと考えています。

佐倉農園

安心安全にこだわり、天然水を使った有機栽培でお米やブドウを育てています。直売所に併設したパン工房では、米を加工した米粉パンを販売。ふっくらと焼きあがり、香りが良く、米の味がしっかり残り、食べた後も腹持ちも良いのが特徴です。もち玄米や大麦、黒大豆をベースに桃太郎ぶどう丸ごとレーズンを加えたグラノーラは優しい甘さで栄養たっぷり。ひと口サイズで手軽にお楽しみいただけるブロックタイプが人気です。

勇和水産

笠岡諸島の北木島で殻付き牡蠣を生産・卸販売をしています。定期的に底引き網で海底の清掃作業を行うなど、徹底した衛生管理下で牡蠣を育てています。一年中牡蠣が生食で食べられるよう独自に研究を重ね、鮮度が落ちない特殊な冷凍技術を採用しました。その結果、水揚げしたままの美味しさを一年中楽しめます。北木島の南にある六島の醸造所と共同開発したオイスタービールは、麦汁に牡蠣のミネラルやアミノ酸が溶け込み、マイルドな味わいが楽しめると人気です。

(株)アーチファーム

岡山県が日本一の生産量を誇る高級食材・黄ニラとパクチーの栽培をしています。栽培方法に工夫を凝らし、研究を重ねたパクチーは日本人向けの品種に改良。香り控えめのやさしいマイルドな味わいが特徴で、パクチーが苦手な人でも食べられるとご好評をいただいています。老舗メーカーと開発した「黄ニラしょうゆ」や「岡山パクチードレッシング」など加工品作りにも力を入れ、岡山ブランドを全国へ発信していきます。

果樂(株)

倉敷の農園で桃の栽培を行っています。3年を費やし研究開発した桃のシロップ漬け「水熟桃」を初めて海外に輸出しました。水熟桃は、生の食感や風味を損なわないように、皮つき、種ありのまま甘さを控えたシロップに漬け込んであり、長期保存が可能。専用の瓶や袋に入れたまま1年以上保存できます。現在は洋ナシやカキ、ブドウなど他の果物の加工にも取り組み、多くの産地で水熟製法の技術を生かしたいと考えています。

(有)海田園黒坂製茶

岡山県のお茶処・美作市海田地区で伝統ある日干番茶を守り続けて半世紀。2015年、2017年、2018年度に岡山県茶品評会の最高位である中国四国農政局長を受賞いたしました。高品質のお茶を使った加工品にも力を入れており、果実などをブレンドしたフレーバーティーや和ハーブとブレンドした生姜ほうじ茶、日干茶葉と作州黒豆をブレンドしたパスタソース「茶ノベーゼ」などご好評いただいています。

磯山企画

美作市で人や地域を大切にし、自然の恵みによる安全安心な農作物を栽培しています。自社生産したもち麦、黒大豆、えごまに奄美大島産の黒糖で味付けした菓子やポン菓子を販売。もち麦を粉に加工してホウレン草や干し椎茸などの野菜と組み合わせた「うすやき煎餅」は滋味ある優しい味わい。もち麦に含まれるβ-グルカンは腸内環境を改善するなどの働きがあります。少量ずつ精麦するので防腐剤も無添加。安心して食べられます。

エーゼロ(株)

西粟倉村で自然資本に特化した事業を行っています。林業と水産業をつなげる取り組みの一つとして「森のうなぎ」が生まれました。うなぎを育てる水温をキープするための燃料に、木材加工の端材を活用しています。また、山で鹿が増えすぎて植林の苗を食べてしまうことから、捕獲された鹿を引き取り「森のジビエ」として販売。昔から守られてきた地域の資源を循環させ、村を豊かにする経済システムをつくりたいと活動しています。

牡蠣の家 しおかぜ

岡山県の養殖牡蠣の発祥の地、瀬戸内市邑久町虫明で7代にわたり業業を営んでいます。美しい海で育てた最高品質の牡蠣を全国に広めたいと外部料理専門家らとの豊富なネットワークを活かし、自社一貫生産で加工品を製造。首都圏、関西圏にも販路を伸ばし、牡蠣の燻製オリーブオイル漬けは2018年に第56回「全国観光土産品連盟会長努力賞」を受賞しました。今度も美味しさと安全性を追求しながら、販売戦略や商品開発に努力していきます。

早雲蜜芋本舗(井原石材(有))

従業員が自家用として栽培していたさつまいもの美味しさに感動した会長が農業部門を立ち上げ、栽培を開始。井原市が戦国武将・北条早雲の生誕地でもあることから「早雲蜜芋」と名付け、自然栽培にこだわって育てています。適度な人手をかけず、厳しい自然条件で育てた芋は、冬の寒さが深まるほどに甘さを増し特有の蜜を作り出します。濃厚な甘さを活かし、「みついも焼きケンピ」や「みついもグラッセ」など加工品作りにも取り組んでいます。

(株)卵娘庵

養鶏から加工まで行っている養鶏場です。広々とした敷地を自由に走り回れる平飼いで元気な鶏を育成。自然なサイクルで生まれた卵は嫌な臭みがなく、昔ながらのコクと美味しさを持っています。有精卵もあります。養鶏家だから作れる卵黄たっぷりの贅沢なカステラや、卵の風味を生かした2種のプリン「しろぷり」「きぃぷり」、無添加で優しい味わいの米粉せんべい「ひよせん」など加工品の開発を通じて、卵の美味しさを伝えています。

耕せファーム

健康と食の大切さを実感し、夫婦で就農。水溶性食物繊維イヌリンの含有量が野菜の中でもトップクラスである「キクイモ」の栽培・加工販売をしています。素材の風味や甘さを最大限にとどめ、毎日手軽に摂取できるようティーパック入りのお茶やチップス、パウダーなどに加工。添加物・調味料は一切使っていません。時短料理にぴったりの食材、みそ汁やカレーの具材として簡単に使える「スチームきくいも」(真空パック)を販売予定。

(有)阪本鶏卵

岡山県井原市美星町に養鶏場を開設。地下130mからくみ上げた新鮮な水と、昆布やおからなどにヨーグルト、納豆などの菌類を加えて発酵させた自社生産の飼料を組み合わせて鶏を育てています。健康的な鶏から生まれた「星の里たまご」は卵白に弾力があり、味は濃厚でコクがあります。たまごどうふや温泉卵など安全安心な加工品作りから、加工で使った卵殻をエサや肥料の原料にする再利用までの一貫生産を行い、無駄のない循環型農業を目指しています。

レッドライスカンパニー(株)

「岡山県の赤米を全国に」を合言葉に、総社市で古代より神事用として用いられてきた赤米を品種改良した「あかおにもち」を生産・加工・販売しています。栄養たっぷりの赤米を加工し、お土産やハレの日のお祝いにぴったりの赤米甘酒「はれのひ」や赤米ベーグル、赤米うどんなど、幅広い年代の方に美味しく楽しく食べていただけるように開発。瀬戸内産の清水白桃やレモンなどを使ったフルーツ甘酒セット、清水白桃ネクターも人気です。

佐藤紅商店

高梁市吹屋で地元食材を使った辛味調味料の製造販売をしています。2012年に地域おこし協力隊として移住。紅色の顔料「ベンガラ」の生産地だった吹屋の特産品を全国へ発信したいと、赤唐辛子を主原料とした「吹屋の紅だるま」を開発しました。ほかにも地元の米焼酎に赤唐辛子を漬け込んだ調味料「吹屋のからみ」や、柚子のすべてを有効活用したいと研究を重ね完成した「吹屋の柚子マーマレード」を発売。無添加にこだわった安心安全な調味料です。

佳豊庵

2012年に一世代超えたUターンで岡山に移住。身体にも自然にも優しい農業をベースに、古民家でゲストハウスも行っています。イタリア伝統チョコレート菓子からヒントを得て開発した「サラミーノ」は、濃厚な味わいのドライフルーツ入り生クッキー。減農薬、除草剤不使用で育てたピオーネやナッツ、穀類など自然の美味しさをスティック状に整えました。ピオーネを房ごとじっくり手間暇かけて作ったドライフルーツや蜂蜜だけで甘味をつけたグラノーラなども販売しています。

ほのぼのハウス農場

2014年から岡山県美作市で小さな子どもを抱えながら農業をしています。子どもの未来と里山を守りたいという思いから、農薬や化学肥料、合成添加物などは一切使わない栽培に挑戦。丹精込めた季節の野菜やお米、卵などのほか、紫芋チップスや芋ケンピ、お米麺などの加工品作りも行っています。目指したのはお母さんが作ってくれた温かい味。優しいけれどしっかりした味わいが特徴です。収穫体験や農業体験などのイベントも開催しています。

おかやまおひさまファーム(株)

甘味と香りの強い「グロスミシェル」という品種のバナナを、就労支援B型事業所とタッグを組んで栽培しています。無農薬で化学肥料を使わずに育てた純国産バナナは、皮ごと食べることが出来ます。上品なラム酒と合わせた香り高いジャム「バナナラム」や、大山バターとじっくり煮詰めた「バナナバター」など加工品の製造販売も手掛けています。バナナを通してたくさんの人の輪がつながり、やさしい社会が形成されていくことを目指しています。

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【報告】おいしい出会い岡山。6次産業化交流会 Vol.8

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2月25日(火)、8回目となる交流会を岡山プラザホテルで開催いたしました。今回もセミナーとマッチングイベントの2部構成で、たくさんのご来場をいただきました。

6次産業化とは農林漁業者が農林水産物を生産するだけではなく、加工(2次産業)、流通・販売(3次産業)まで統合的に取り組む経営形態です。作り手の顔が見える6次産業化は消費者と生産者の距離が縮まるきっかけにもなっています。今回のセミナーでは「農林業者発!! 観光経営のすすめ」と題した講演と、6次産業化の総合化事業計画に取り組まれた4事業者による「6次産業化事例・新商品発表会」を行いました。岡山県は平成30年度の総合化事業計画認定数が全国で1位!そのモチベーションは会場でも感じられ、熱気であふれていました。

マッチングイベントでは、6次産業化認定事業者による新商品や取り組みを紹介するブース、加工食品機器メーカー、包材メーカーなどの展示コーナー、認定制度や補助金活用、販路開拓などの相談に応じる窓口など、岡山県内の6次産業化に関するあらゆる情報が終結しました。

 


 

【講演会】観光ビジネス総研(株)代表取締役 刀根 浩志 氏

「農林漁業者発!! 観光経営のすすめ」~「農×観光」クロスして新たな価値を想像する~

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講師の刀根浩志氏は、和歌山県の「新ふるさと観光づくり推進事業」(和歌山ほんまもん体験)の事務局を務め、豊かな自然環境と田舎でしかできない体験交流型観光を各地域に展開することで地域活性化に貢献されてきました。2003年に官公庁「観光カリスマ百選」、2007年には経済産業省「地域中小企業サポーター」委嘱および内閣府「地域活性化伝道師」に認定され、地方に眠る資源や人材、自然などを最大限に生かした地域オリジナルのツーリズム創造を数多く手掛けられています。

講演では「観光とは"まちの誇り"や"生き様"を理解し、リスペクトを感じること」であり、最近の旅の傾向として地域独自の魅力を活かした体験型・テーマ型・交流型など「着地型観光」への注目度が高まっていることを力説。また、日本のインバウンド市場の新たな目標として「量から質の時代へ」を掲げ、訪日外国人観光客が今後どんなところに行きたいか、何を好み、どんな経験を望んでいるかなど外国人旅行者の声や事例をもとに解説。「地方・田舎をゆっくり歩いて楽しんでもらう」「求められているのは地域の本物を感じる体験や、地元住民との交流」「地域にあるさまざまな食文化が楽しめることが大事」とポイントを挙げながら、各地域の取り組み事例を具体的にご紹介いただきました。

最後に「今こそ農林漁業の生産者がおいしさを直接伝える時代であり、そのニーズが求められています。地方での観光交流を手掛かりに、岡山のおいしいを世界へ伝えてほしい」と刀根氏。会場のみなさんはメモを取りつつ熱心に聴講されていました。ご講演ありがとうございました。

 


 

【発表会】6次産業化事例・新商品発表会

6次産業化の総合化事業計画に取り組まれた4事業者が新たに生み出した商品や、取り組んだ経緯や現状、今後の事業展開について発表してくださいました。

 

(株)アーチファーム 植田 輝義 氏

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黄ニラ大使として普及活動に尽力。2018年7月の西日本豪雨では川の氾濫によりパクチー畑約1ヘクタールが全滅し、農作物への直接的な被害が大変でした。「岡山パクチードレッシング」は老舗醤油メーカーと共同開発した商品です。岡山ブランドの美味しい食材を加工することで、全国へ安定して提供できるようになりました。

 

磯山企画 磯山 和博 氏

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自然豊かな美作市で黒豆やえごまなど無農薬で栽培しています。新商品の「もち麦うすやき煎餅」は全8種類。栄養価も高く、汁物に入れると離乳食の代用にも。パッケージデザインやセールスポイントの伝達など専門家のサポートを受けながら進めました。NPO法人ワークサポートとの農福連携による地域の雇用創出にもチャレンジしています。

 

(株)米見 奥津 賢司 氏

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米農家であった私が地域の困り事であった害獣被害を食い止めるため、狩猟免許を取得したことが商品開発に結び付きました。猟師のまかない汁をヒントにした「いのしし鍋の素」や「ジビエ肉味噌」はおいしいご飯のお供になります。今後も米とジビエ(猪)を組み合わせた商品を開発し、米の消費拡大、地域農作物の保護に貢献していきます。

 

レッドライスカンパニー(株) 難波 尚吾 氏

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総社で古くから生産されていた赤米を品種改良してできた新品種「あかおにもち」を加工品にして提供。米粉や醗酵ブーム、瀬戸内フルーツなど話題になっているものを掛け合わせ約40品の商品を開発しました。自社商品を手にとってもらうための見せ方、出し方、売り方を工夫することが大事。異業種の仲間との出会いの中にもチャンスがあります。赤米を広く認知してもらうイベントや農業後継者の育成にも取り組んでいます。

 


 

【マッチングイベントの様子】

今回は6次産業化事業者23団体が出展(7団体が初出展)。その他、特産品等製造業者10団体、食品加工機器・包材メーカー9団体が出展しました。どのブースも展示や配布物に趣向を凝らし、来場者で大賑わい。マッチングイベント初出展の事業者さんは会場の盛り上がりに驚かれつつも、「商品をPRするだけではなく、ヒントやアドバイスをいただきました」「大いに刺激を受けました。前向きに頑張れそうです」とにっこり。常連の事業者さんも積極的に他ブースを訪ねたり、相談窓口を活用されたり、商品開発秘話を交えながら交流を楽しまれていました。このイベントが有意義な出会いの場、さらなる発展の場になっていることを感じました。

国から6次産業化の事業計画の認定を受けた岡山県内の事業者はただいま84団体。中四国地方では最も多い事業者数です。今後も農林水産物を有効活用した新商品の開発や販路の拡大など支援に勤しんでまいります。6次産業化に興味を持たれている農林漁業事業者のみなさま、岡山県6次産業化サポートセンターにはさまざまな専門家が登録されていますので、あらゆるご相談にお応えできる環境が整っています。どうぞお気軽にお問い合わせください。

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