岡山県6次産業化サポートセンター - 農林漁業者のみなさん、商品開発・販売の仕組みづくりを応援します!

6次産業化に関するご相談に対応しています。
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【報告】岡山県6次産業化ビジネス塾(ステップアップ編)

岡山県6次産業化サポートセンターでは、毎年ご好評をいただいてる「岡山県6次産業化ビジネス塾」のステップアップ版として、「岡山県6次産業化ビジネス塾〜食と農ビジネス ステップアップセミナー〜」を開催しました。

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これは、ビジネス塾参加者や認定事業者のさらなる課題の解決に役立つ専門性の高い内容で、今年度が初めての試みでした。講師には、食品の開発支援・販路開拓支援、農漁業者と食品メーカーと小売業者との連携支援を行っている株式会社キースタッフより3名と日経BPヒット総合研究所の主席研究員をお招きし、計5回連続のセミナーとなりました。

1日目(10月18日)は、キースタッフ代表取締役副社長・伊藤順氏による食マーケットの最新トレンド解説。「原料と製法にこだわった加工食品に人気が高くエクセレントローカルブランド商品の開発がより一層求められ、需要に応じて加工度を変化させることができる商品体系が必要」とのこと。そして、「食文化を伝えることの大切さ」も強調されていました。

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2日目(10月25日)は、食の健康に対する意識の高まりと食の健康需要について「日経ヘルス」元編集長で日経BPヒット総合研究所 主席研究員の西沢邦浩氏がご登壇。機能食品を利用して新しい顧客と市場を掴むための内容でした。これから有望な食品の機能性紹介やストーリーを描くためのエビデンス(検証結果)、機能表示食品制度で表示可能になったヘルスベネフィット(健康上の利点)、今後需要が高まりそうな効能(潜在ニーズ)、製造者の所有する素材の効能成分や安全性・有効性のデータ収取法など解説いただきました。

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3日目(11月8日)は、現地研修。6次産業化の先駆者視察として、広島県にある4事業者を講師の伊藤順氏と訪問しました。農業主体の地域6次産業化の成功事例や小規模農家が複数で始めた農業組合法人など「こういう形態があるんだな...」と、受講生のみなさんには肌で実感していただき、さまざまな「持続可能な手法と価値観の共有の大切さ」を学んでいただきました。

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4日目(11月15日)は、ビジネス塾では調理実習をご指導いただいているキースタッフシニアアドバイザー・内藤善次郎氏による、食品加工についての基礎講座。加工品を日持ちさせる微生物の制御法をとても詳しくご指導いただきました。

5日目(11月22日)は、キースタッフシニアアドバイザー・伊賀維津雄氏による品質管理の基礎と実践法解説。近年の食品事故事例などを踏まえつつ、食品の危害を防ぐ品質管理を詳しく伝授。そして、食品別賞味期限設定法や2015年に施行された食品表示新制度の解説もいただきました。また、工場整備・工程管理も各メーカー別で解説。今後の海外進出も見据えた解説もありました。

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毎回1日4時間、ボリューム満点のセミナーでしたが、受講者のみなさんはレジュメにメモを書き込み、時折質問を挟みながら熱心に聞かれていました。既に成功されている認定事業者も「今後の新たな事業展開にとても役立った」と大満足してくださっていました。ご参加ありがとうございました。今後も引き続き、個別相談や、課題解決に向けた実践研修会や交流会など、農林業業者の6次産業化の取り組みを支援してまいります。