岡山県6次産業化サポートセンター - 農林漁業者のみなさん、商品開発・販売の仕組みづくりを応援します!

6次産業化に関するご相談に対応しています。
岡山県商工会連合会
〒700-0817 岡山市北区弓之町4番19-401号
TEL:086-238-5666 FAX:086-222-1672

カテゴリ:

投稿日:

【報告】おいしい出会い岡山。6次産業化交流会 Vol.6

seminar01.jpg

2月27日(火)、6回目となる交流会を岡山プラザホテルで開催いたしました。今回もセミナーとマッチングイベントの2部構成、たくさんのご来場をいただきました。

セミナーでは、「全国の事例から学ぶ。持続的な経営ができる6次産業化」と題した講演と、6次産業化の総合化事業計画に取り組まれた5事業者による「6次産業化事例・新商品発表会」を行いました。岡山県は平成28年度の認定事業者数が全国2位!会場はほぼ満席、今日の出会いを明日に繋げたい心意気であふれていました。

マッチングイベントでは、6次産業化認定事業者、食品加工機器メーカー、包材メーカーなどによる商品紹介を行う「6次産業化事業者交流・展示コーナー」、認定制度・補助金活用・事業計画策定や販路拡大などの相談に応じる「6次産業化相談窓口」を同時開催。岡山県内の6次産業化に関するあらゆる情報が集結しました。






セミナー その1 【講演】

全国の事例から学ぶ。持続的な経営ができる6次産業化

株式会社三浦学園 代表取締役社長 三浦 義明 氏

mr_miura.jpgのサムネイル画像

岡山県6次産業化サポートセンタープランナーでもある三浦先生は、岡山県内にある和菓子屋に入社後、商品企画・製造・品質管理・販売促進・営業・マネジメントなどの会社全体の経営管理業務を経験。その後、株式会社三浦学園を設立され、全国での特産品作り、首都圏などへの販路開拓支援、広域連携など地域活性化に従事されています。6次産業化事業者が、「今していることから一歩前へ」「生活向上、そして幸せな組織づくり」を可能にするためのものの見方や考え方を示唆しながら、好事例をご紹介。ネットワーク型の例として「豊後高田市農漁村女性集団」の連携方法、「早和果樹園(和歌山県有田市)」の先進的な栽培方法やファンづくり、単独化型の例として「宮崎第一ファーム(宮崎県川南町)」の家族それぞれの特色を活かした分業化、それぞれのストーリーや実績、新たな挑戦などを踏まえつつ具体的なお話をいただきました。いろいろなことに興味を持つこと、評価されているところに出向いて話を聞くことの大切さを改めて気付かせてくださり、たくさんのヒントと刺激をいただきました。ご講演ありがとうございました。






セミナー その2 【発表会】

6次産業化事例・新商品発表会

今回は6次産業化の総合化事業計画に取り組まれた5事業者が事例および新商品を発表してくださいました。

株式会社コアラファーム 小原 正義 氏

presenter01.jpgのサムネイル画像

自社で生産した特別栽培米を使用した『雑穀餅』『たまごバター餅』の新商品開発に取り組み、H28年10月に6次産業化認定を受けました。







耕せファーム 江尻 教子 氏

presenter02.jpgのサムネイル画像

自社農場で収穫した菊芋を『お茶』や『チップス』にして販売。この度、ターゲットを若年層に広げ、『ポタージュ』や『チャイ』などに挑戦。H30年4月より販売を開始します。






佐倉農園 佐倉 千恵子 氏

presenter03.jpgのサムネイル画像

化学肥料や農薬を使わず育てた餅玄米と自家製桃太郎ぶどうなどをドライフルーツに加工し作った『グラノーラ』3種を開発。展示会などで反応をみながら手を加えH29年12月より試験販売をスタートさせました。





早雲蜜芋本舗 森兼 大作 氏

presenter04.jpgのサムネイル画像

当社の従業員が自家栽培で育てたサツマイモがあまりにも美味しく、イベントで振る舞ったところ大好評。地元の要望に応えるため、農業部門を設立して本格栽培。『早雲蜜芋』と名付け作付けを増やし、現在、『焼いもけんぴ』『グラッセ』『みついもバター』などの加工品にも取り組んでいます。





岡山ワインバレー 野波 晶也 氏

presenter05.jpgのサムネイル画像

「世界に誇れる岡山のぶどうなら間違いなくおいしいワインができる」との想いから、希少性の高いサンジョヴェーゼの生産を開始。H28年に酒類販売免許を取り、H30年に自社ワイナリーを整備し、自家醸造を目指しています。




6次産業化に取り組んだ理由、良かった点、大変だった点が具体的であり千差万別。今回コーディネートをして下さったミミパブリシティ代表竹内いづみ氏とのやり取りで各事業者の魅力が増幅され、聴講されたみなさんはたくさんの希望とやる気、ヒントを受け取られたのではないでしょうか。発表、ありがとうございました。

seminar2-5.jpg






【マッチングイベントの様子】

出展事業者の一覧はこちら

matching1-3.jpg

今回は6次産業化事業者27団体が出展(13団体が初出展)。その他、特産品等製造業者7団体(6団体が初出展)、食品加工機器・包材メーカー8団体が出展しました。会場は小売業者やPR業者など230人を超える来場者で大賑わい。どのブースも、試食や説明を求める人であふれかえっていました。マッチングイベント初出展事業者さんらはこの盛り上がりに驚かれつつも、「躊躇していたことも前向きに頑張れそう」「試作品を展示していたところ、包材メーカーさんから内容物の劣化を防ぐ方法を教えていただき、目から鱗が落ちました」「以前からお話を聞いてみたいなって思っていた方に会えてアドバイスをいただきました」と、出展を楽しんでいらっしゃいました。出展常連事業者さんらは新商品を投入したり、デザインや販売方法に趣向を凝らしたりと、会を重ねるごとにより一層魅力的になられているにもかかわらず、積極的に他ブースを訪ねたり、相談窓口を活用されたり、その飽くなき探求心に感服いたしました。参加者同士の交流を楽しみにされている方も多く、たまたま新しく参入するマルシェ従事者にバッタリ出会ったり、この場でコラボ商品の話で弾んだりと、このイベントが有意義な出会いの場、更なる発展の場としての役割を担えたようです。


国から6次産業化の事業計画の認定を受けた岡山県内の事業者はただいま66団体。昨年より6団体増え、中四国地方では最も多い事業者数です。今後も商品の改善点や販路の拡大など支援に勤しんでまいります。そして、6次産業化に興味を持たれている農林漁業事業者のみなさま、岡山県6次産業化サポートセンターにはさまざまな専門家が登録されていますので、あらゆるご相談にお応えできる環境が整っています。どうぞお気軽にお問い合わせください。