岡山県6次産業化サポートセンター - 農林漁業者のみなさん、商品開発・販売の仕組みづくりを応援します!

6次産業化に関するご相談に対応しています。
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【報告】おいしい出会い岡山。6次産業化交流会 Vol.7

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2月26日(火)、7回目となる交流会を岡山プラザホテルで開催いたしました。今回もセミナーとマッチングイベントの2部構成、たくさんのご来場をいただきました。

セミナーでは、「商品力が流通を制する!目まぐるしく変化する市場をキャッチし、商品力・対応力を身につけるヒントを教えます」と題した講演と、6次産業化の総合化事業計画に取り組まれた4事業者による「6次産業化事例・新商品発表会」を行いました。ご来場のみなさんはメモを取りつつ熱心に聴講されていました。

マッチングイベントでは、6次産業化認定事業者、食品加工機器メーカー、包材メーカーなどによる商品紹介を行う「6次産業化事業者交流・展示コーナー」、認定制度・補助金活用・事業計画策定や販路拡大などの相談に応じる「6次産業化相談窓口」を同時開催。岡山県内の6次産業化に関するあらゆる情報が集結しました。






セミナー その1 【講演】

商品力が流通を制する!目まぐるしく変化する市場をキャッチし、商品力・対応力を身につけるヒントを教えます

合同会社エージェントスタイル代表 白石展子 氏

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企業ブランド開発や販路支援を手掛ける白石展子氏は、伊藤忠商事にて企画・営業担当し海外ビジネスを経験され、退職後に「エージェントスタイル」として独立。地域ブランドづくりや幅広い商品開発・企画、販路開拓などに携り、その豊富な経験をもとにしたユニークな発想と視点で全国数千社の中小企業、生産者の指導や被災地でも数多くの支援を行っておられます。

消費者や売り方の多様化など事業者を取り巻く環境が激変する中で、どのような商品開発を手掛けていけばいいのか。開発の基本となるマーケティングの重要性、食のトレンド傾向、シニア世代を中心とした消費者の購買動向、売れる商品ブランドの傾向、価値あるブランディングにするためのポイント、従来の販売形態と売れている販売形態・伸びていく市場など、全国各地の商品事例も多数紹介しながら、分かりやすく解説いただきました。市場に通用する「商品力」を得る方法やたくさんのヒント、刺激をいただきました。また、「20年間商品開発を手掛けている岡山県はとてもレベルが高いと思います。『商品力』を上げて、ぜひ世界へ!」と心強いお言葉もいただきました。ご講演ありがとうございました。




セミナー その2 【発表会】

6次産業化事例・新商品発表会

今回は6次産業化の総合化事業計画に取り組まれた4事業者が事例および新商品を発表してくださいました。

佐藤紅商店 佐藤 拓也 氏

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柚子胡椒『吹屋の紅だるま』の製造後に残った柚子の実に着目。フルーティな果汁と唐辛子ペーストを混ぜ、爽やかな風味の柚子唐辛子『吹屋の紅てんぐ』を開発しました。洋食から和食まで幅広く使える調味料として2017年10月から販売しています。







奥野農園 奥野 由紀 氏

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売上の大部分を占めているミニトマトの規格外品の活用を図るため『ミニトマトのみを使ったトマトジュース』を開発。2019年3月から販売予定です。開発時には「おかやま農業女子」の研修やつながりが大変助けになりました。






(一社)宇治雑穀研究会 長谷川 竜人 氏

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高齢者の生きがい作りと耕作放棄地の解消に向けて「もち麦」栽培を開始。もち麦を使った地ビール『花笠』を2019年2月から販売しています。苦みが少なく飲みやすいと好評を得ており、高梁市の特産品・土産物品、健康食品として販路拡大を目指します。





果樂(株) 土居 陽子 氏 長末 雄一郎 氏

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収穫期2週間の清水白桃を限りなく「生」に近い状態で長期保存する加工法を開発。2018年11月のお歳暮シーズンから『水熟桃』を販売しています。今後は海外への販路拡大や、桃以外の果物で水熟製法のノウハウ供与と活用支援を行っていきたいです。





6次産業化に取り組んだ理由、良かった点、大変だった点が具体的であり千差万別。コーディネートをして下さったミミパブリシティ代表の竹内いづみ氏とのやり取りで各事業者の魅力が増幅され、聴講されたみなさんはたくさんの希望とやる気、ヒントを受け取られたのではないでしょうか。発表、ありがとうございました。

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【マッチングイベントの様子】

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今回は6次産業化事業者26団体が出展。その他、特産品等製造業者10団体、食品加工機器・包材メーカー9団体が出展しました。会場は小売業者やPR業者など大勢の来場者で大賑わい。どのブースも趣向を凝らしたチラシや試食品を提供しつつ、商品開発秘話など踏まえながら交流に盛り上がりを見せていました。出展者の皆さんは「いろんな業界の方や同じ思いで頑張っていらっしゃる方とお話ができ、勇気をもらえます」「自分の商品をPRさせてもらえるだけでなく、商品に対するアドバイスやヒントをいただく充実した場です」と笑顔で答えてくださり、有意義な時間も味わっていただけました。


国から6次産業化の事業計画の認定を受けた岡山県内の事業者はただいま80団体。昨年より14団体増え、中四国地方では最も多い事業者数です。今後も商品の改善点や販路の拡大など支援に勤しんでまいります。そして、6次産業化に興味を持たれている農林漁業事業者のみなさま、岡山県6次産業化サポートセンターにはさまざまな専門家が登録されていますので、あらゆるご相談にお応えできる環境が整っています。どうぞお気軽にお問い合わせください。