岡山県6次産業化サポートセンター - 農林漁業者のみなさん、商品開発・販売の仕組みづくりを応援します!

6次産業化に関するご相談に対応しています。
岡山県商工会連合会
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【報告】岡山県6次産業セミナー

岡山県6次産業化サポートセンターでは、6次産業化に興味のある方、売れる商品づくりに興味のある方を対象に、流通に向けた「売れる商品づくりセミナー」を開催いたしました。

流通への販路開拓を円滑に行うには、売れる商品づくりを行うことが大切です。地域のブランドづくりや幅広い商品開発・販路開拓など全国で支援実績を持つ合同会社エージェントスタイルより3名の講師をお招きし、6回の連続セミナーを開催しました。

 

受講生は、開発の基本となるマーケティングの重要性やトレンド傾向、流通市場の現状などにマッチした商品づくり、売るための仕組みづくりまで総合的な基本を学ぶ「マーケティング戦略とプロダクト戦略(基本編)」からスタートし、お客様を引きつける展示ブースづくり、試食提案など商品PRのノウハウを学ぶ「プロモーション戦略実践編」など実践を含め、流通に通用するノウハウを学んでいきました。

最終回となる第6回「イメージ戦略」は、11月25日におかやま西川原プラザで開催しました。セミナーの講師は、伊藤忠商事で企画・営業担当として海外ビジネスを経験された白石展子氏。独立後は、豊富な経験をもとにしたユニークな発想と視点で首都圏、海外の百貨店や高級スーパー、大手通販向けに地域商品の開発、ブランディング、販路開拓など全国数千社の中小企業、生産者の指導や被災地でも数多くの支援を行っておられます。

 

セミナーでは、まず3つの班に分かれ、最近注目されている下ごしらえをした食材と調味料がセットになった「ミールキット」の開発についてグループワークを行いました。魅力ある商品づくりをするために、具体的にターゲットを絞り、どんな客層へ、何(原材料)を使って、どんな新商品(特性、価格)を販売するのか。パッケージの形態や利便性、市場性などを深く掘り下げ、活発な意見交換が行われました。みなさんしっかりとした発表をされ、白石氏からは「地域の特産品を活かしたもの、アレルギー対応や機能性など、商品のコンセプトや食のシーンがはっきり伝わってきて魅力的」とのコメントをいただきました。また、消費者の購買動向や食のトレンドの傾向、注目すべきキーワードなど事例を交えながらの解説や、「自社(原材料)だけではなく、他社と協力してコラボ商品を生み出すことで地域ブランド化や独自性を出すことができる」といったアドバイスをいただき、これからの商品開発や改良に役立つものと期待されます。

 

会場に集まった受講生は、ベテランの農業従事者をはじめ地域の課題に取り組む地域おこし協力隊のメンバーや、ブランディングを学びたい加工従事者、農業サポートを行う福祉事業者など幅広い業種の方々。「社会や市場の動向を見極めながらという視点が新鮮でした」「売り場に行くとパッケージや流行に注意を向けるようになりました」といった感想が聞かれました。また、顔を合わせるうちに仲間意識も生まれ、「一人で頑張ってきましたが、人の意見を聞く大切さを実感しました」「補完しあえるかも」「ネットワークを大切にしたい」といった声も。セミナー受講中に新商品のビジョンが浮かび、「うちの生産物で作ってみようと思います」と笑顔あふれる受講生も見受けられました。今後に向けては、「コラボ商品に取り組みたい」「どう売り出していけばいいのか、販路開拓についてもっと学びたい」など前向きに取り組む意見が出ていました。岡山県6次産業化サポートセンターでは今後もこのような観点でのセミナーを企画していきますので、皆様のご参加をお待ちしております。