岡山県6次産業化サポートセンター - 農林漁業者のみなさん、商品開発・販売の仕組みづくりを応援します!

6次産業化に関するご相談に対応しています。
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【報告】おいしい出会い岡山。6次産業化交流会 Vol.9

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9回目となる交流会「おいしい出会い岡山。6次産業化交流会Vol.9」を3月10日(水)、岡山プラザホテルで開催いたしました。今回もセミナーとマッチングイベントの2部構成。新型コロナウイルス感染症の拡大防止と参加者の安全を確保するため、セミナー講演はオンラインで実施し、マッチングイベントではフェイスシールドを着用するなど感染予防対策を徹底して開きました。

おいいしいものを作ること、育てることに一生懸命だった生産者が、そのおいしいものを加工し、商品として販売するまで統合的に取り組む6次産業化。規格外の農産物の有効活用や加工によって商品の価値を高めるなどのメリットがあります。岡山県の総合化事業計画認定数は令和3年2月末時点で89件。中国四国管内では1番多く、全国でも6番目です。

セミナーでは、株式会社暮人(くらびと)代表取締役の杉本淳氏による講演「小さな生業からの豊かな暮らし方の創造」が行われました。マッチングイベントでは、6次産業化認定事業者や食品加工機器メーカー、包材メーカー等による商品紹介を行う「6次産業化事業者交流・展示コーナー」と、認定制度や補助金活用、事業計画策定などの相談に応じる「相談窓口」を同時開催。岡山県内の6次産業化に関するあらゆる情報が集結しました。






セミナー【講演】

小さな生業からの豊かな暮らし方の創造~人と人とが無理なく永く関係する社会づくり~

株式会社暮人代表取締役 杉本 淳 氏

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講師の杉本淳氏は、農林水産省農林水産部・食品地域ブランド化支援アドバイザー、総務省地域力創造アドバイザーなどを歴任。地域の継続的な発展、自立化を目指して、全国の農山村集落や市町村へ出向き、地域に軸足を置いた事業プロデュースを展開しておられます。

新型コロナウイルス感染症の流行や自然災害、国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の取り組み、AI(人工知能)の発達などの影響で価値観が激変している今、多様な働き方が可能となり、女性の社会進出や地方への人口流動など社会環境が大きく変化しています。杉本氏は「若い世代は経済よりも環境や社会問題への関心が高く、仕事のやりがいを求めている。これからは生き方や暮らし方が大事で、"小さな生業"がキーワードになる」とし、全国各地の事例を紹介。環境保全型で森林開発もコストも小規模に抑えられる「自伐型林業」は、6次産業化や森の多目的活用といった他の仕事と組み合わせ、兼業で自立を目指すことができるといいます。地域の特産品への徹底したこだわりや物語性のあるブランド構築、地域住民らが連携して地域の課題に取り組み、地域住民の生きがいややりがい、交流、雇用の場を創っていく地域創造ビジネスの一例として福岡県宗像市の紹介がありました。

また、地域を盛り上げたいとの思いから地域資源で商品開発に取り組む女性グループの集会「かーちゃんサミット」などの活動を取り上げ、情報や思いをやりとりできる仕組みの重要性を力説。「子育てとの両立や販路拡大など苦労話に共感し合い、情報交換することで前進できる」とし、「地域住民が無理をせず、楽しむことが一番」とエールをいただきました。

参加者からは「地元の特産品を無駄なく活かし、地域を元気にしたいという思いで6次産業化に取り組んでいる。女性グループの事例には深く共感できました」「自分たちができることを楽しみながら取り組んでいきたい」との感想が聞かれました。ご講演ありがとうございました。

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【マッチングイベントの様子】

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今回は6次産業化事業者12団体が出展。その他、特産品等製造業者8団体、食品加工機器・包材メーカー5団体が出展しました。どのブースも趣向を凝らしたレイアウトやチラシでPRし、コロナ禍でも知恵を出して開発した商品の紹介や情報交換などを通じて交流を楽しまれていました。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済活動の自粛等によって、農林水産業に大きな影響が広がっています。厳しい状況下ではありますが、岡山県6次産業化サポートセンターにはさまざまな専門家が登録されていますので、あらゆるご相談にお応えできる環境が整っています。どうぞお気軽にお問い合わせください。

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